洗剤ジプシーの貴方に。衣替えのお供に。ホームクリーニングの味方『ユーカラン』

2021.03.13

洗剤ジプシーの貴方に。衣替えのお供に。ホームクリーニングの味方『ユーカラン』

 

そろそろ春物への衣替えの時期。冬物の汚れを放置したままだと、カビや虫くいの原因になりますよね。汚れていないと思っても、気がつかない汚れがある場合もあります。とはいえ、洗濯を繰り返すとニットなどは購入時のふんわり感が失われてしまいます。そこでおすすめしたいのが、私が愛用しているカナダ生まれの洗剤『ユーカラン』。元々、この洗剤の存在を知ったのは、某百貨店のランジェリー売場。なので当初はランジェリー用の洗剤という認識でした。

 

 

カナダ出身の創業者ミセスエドガーがオーストラリアの知人宅に滞在していたときに、ウール用のすすぎが要らない家庭用の洗濯洗剤を教えてもらったことが『ユーカラン』の始まり。そしてその結果に驚き、それを基に、時間も水も、そして労力も節約できる洗剤を自ら開発し、1989年に誕生したのでした。

 

 

『ユーカラン』のネーミングはユーカリとラノリンを組み合わせたものだそう。ユーカリはオーストラリアで多く栽培されている植物。ラノリンは羊毛に付着している脂質成分を精製したもの。古代ギリシャやローマエジプトに於いては、この脂質成分が人の肌に優しく、化粧料や医薬品として利用されていました。ウールなどは洗濯するたびに、このラノリンが失われてしまうのですが、この洗剤はそれを補ってくれるという優れものなのです。

 

 

使用方法は、水またはぬるま湯に適量を注ぎ、浸け置きしながら軽くもみ洗いをします。その後は軽くすすぎ、タオルドライをして形を整えて陰干しをします。この時、すすぎ過ぎるとラノリン成分が流れてしまい、せっかくのふんわりとした仕上がり効果が失われてしまいます。

 

 

『ユーカラン』で初めてウールのセーターを洗濯した時、2回ほどすすいだのですが、それでもセーターが乾いた時のふんわり感にびっくり。次は1回だけのすすぎに。少しへたったニット製品も、洗うとふんわり感が復活します。肌触りが本当によくなります。

 

 

泡立ちが少ないので使用する水が大幅に少なくて済み、そしてその排水も地球環境に優しく、水質汚染を防ぐ、エコロジーという観点からも嬉しい洗剤なのです。ふんわり優しい洗いあがりで、ウールやカシミアのニットやストールなどのホームクリーニングに本当に重宝しています。以前は他メーカーのカシミア専用洗剤を使用していたのですが、私的には香りも仕上がりも『ユーカラン』に軍配が上がり、こちらに乗り換えた次第。

 

 

ニット以外にはデリケートな衣料品やランジェリー、お子様のぬいぐるみ、ジムで使用する水着など様々なアイテムにも使用可能です。洗濯機での使用ももちろんOKです。

 

 

香りは5種類ありますが、中でも私はユーカリを使用しています。お花屋さんで購入するユーカリの葉のような、心地よくリラックスできるアロマが漂います。洗いあがりは、その香りがほんのり漂うくらい。香料が強すぎるのが苦手、という方にもおすすめです。ピローケースを『ユーカラン』で洗うと、ほのかな香りで心地よく眠れる、という人も。そんな使用方法もあるんです。

 

 

 

アフターアワーズで販売する香りはユーカリ、ラベンダー、グレープフルーツ、ジャスミンの4種類。500mlで2,200円

 

 

 

ユーカリは清潔感がありすっきりとクリアな香り。ラベンダーはほのかにすっとする柔らかなフローラルの香り、グレープフルーツは爽やかで甘い柑橘の香り、ジャスミンはロマンチックで大人の甘さを感じさせる香りです。サイズは500mlで約95回分(手洗いの場合)。毛、絹、綿、合成繊維などに使用できます。

 

 

ぜひこの春の衣替えのお供に!

 

 

 

ユーカラン

成分:界面活性剤(28%、ラウリル硫酸アンモニウム、ポリオキシエチレンラノリン、脂肪酸アルカノールアミド)、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、塩化アンモニウム、防腐剤、香料

 

正味量:500ml(約95回分、手洗いの場合)。2,200円。

 

液性:中性

 

毛、絹、綿、合成繊維などに使用できます。

 

 

原稿/早島 芳恵  撮影/藤田 雄宏

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